お寺にて引き戸の鍵交換

今回は、引き戸の鍵の交換の依頼が入ったので現場に向かいました。

現場は崇福寺というお寺でした。

鍵が硬くなってしまい、開かなくなってしまったそうです。

お寺といえば古くからの建物が多いので、劣化してしまったのでしょう。

やはり年季の入った扉でした。

鍵は、硬いというより空回り。

よくよく見ると、中の大事な部品が折れてしまっていました。

こうなると鍵では開かないので、別の開け方で解錠。

無事解錠できたが、妙に扉が重い。

引き戸は、扉の下に戸車と言われる車輪が両サイドについていて、この車輪の高さが左右で違ったりすると、扉がずれて鍵が硬くなり、そのまま無理やり使ってると負荷がかかって部品が壊れる、という流れで劣化していきます。

もちろん経年劣化もありますが。

今回もそれだろうと思い、扉を外して戸車の調整を試みる。

ん？

んん？？

調整云々の前に、戸車が片方ないじゃん(￣◇￣;)

流石にこれは初の経験。

よく今まで使ってこれてたな(￣▽￣;)

てことで、戸車を新たにつけることになりました。

せっかくなので、両方とも新品に交換。

戸車自体はホームセンターに売ってますので、モノを持って行って照らし合わせれば自分で交換することもできます。

交換後の扉の動きがスムーズすぎて気持ちいい(笑)

これでようやく、扉のズレを解消できたので、本題の鍵交換をします。

鍵もスムーズに回りました。

普段は動かしてない方の扉だったそうですが、これを機にスムーズになった方をメインで使われるそうです。

鍵の交換はもちろん、戸車の交換も鍵当番さんにお任せください。

ご依頼ありがとうございました。