今回はメンテナンス業者さんから、コインランドリーの乾燥機の鍵を作ってほしいという依頼が入ったので現場に急行しました。

何件か電話してみたけどどこも電話で断られたそうで、私のところにお問い合わせをいただきました。

乾燥機の鍵とはなんぞや？と思いつつ、現場に向かいました。

なるほど、確かに鍵がついている。

乾燥機のコンピューターを点検する扉の鍵だそうで、動かせないから今は調整中になっているということですね。

メーカーはElectroluxというスウェーデンの会社のようですね。

先日作った海外製の戸棚の鍵も、確か南風台だったな…

まあそれはいいとして、ブランクキーがないので、また2000種類の中から合いそうなのを探します。

・・・一応挿さるのあった。

けどこれは・・・。

でも、これしか合うのないし、やってみよう。

シコシコ手削りで削って、できました。

違和感にお気づきでしょうか。

ギザギザが本来とは逆、背中側にあります。

でも、普通に回るからいいよ、とお客様の了承も得たので、無事(?)終了。

まあ、海外製ですし、もし交換するとしたらかなり高くなりそうですからね。

鍵屋の仕事は緊急の仕事がほとんどなので、時間のかかる作業をしてる間に他の仕事がきて断らざるをえなくなるのを嫌って、こういう作業を断る鍵屋さんが多いようです。

まあ私も作業中に電話が来て断るたびにショックを受けるのですが、それよりも出来たときの達成感が勝つので、なんでも引き受けます。

こういう作業は大好物ですので、他の鍵屋さんに断れても当社を探し当ててお問い合わせください(笑)

ご依頼ありがとうございました。