玄関の合鍵製作
今回は、玄関の鍵が空回りするという依頼が入ったので、現場に急行しました。
鍵はMIWA社製のディスクシリンダー。
こちらは、10数年前に廃盤になった鍵でして、廃盤になった理由は防犯性が低いから( ̄▽ ̄;)
そして、鍵が空回りする原因はこちら。
わかりにくいとは思いますが、左が通常で右がお客様がお持ちの鍵。
先端が少しえぐれているのがわかりますでしょうか。
このえぐれている部分が原因で鍵が空回りします。
というのも、こちらの鍵は先端のこの微妙な部分のみで、デッドボルト、いわゆるかんぬきを動かしています。
鍵をかけると扉の横に出てくるあれですね。
なので、このかんぬきが経年劣化や故障などで重たくなると、この部分に力が集約されているので、だんだん削れてきて、そのうち引っ掛からなくなり空回りし出します。
なので、こうなる前にメンテナンスや交換しなくてはなりません。
まあ最初に言った通り、防犯性が低すぎて廃盤になったものですから、本来ですと、故障していなくても交換が望ましいです( ̄▽ ̄;)
今回は、賃貸だから交換はできないということなので、新しく合鍵を作り、無事解錠しました。
ちなみにこちらの鍵は5分以内、プロの泥棒なら1分以内で解錠することが可能です。
わたしもうまくいけば、最短1分くらいで開けられます。
ですが、いまだにこの鍵が付いているところはあります。
このブログをたまたま見た人は、自宅やご家族の家の鍵を確認してみてください。
MIWA社製で、鍵穴が縦になっているものは要注意です。
ディンプルキーで縦になっているものもありますが、そちらは非常に防犯性が高いのでご安心ください。
ディスクシリンダーの修理・交換も鍵当番さんにお任せください。
ご依頼ありがとうございました。
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